横浜で働く美容外科院長の美容整形ここだけの話

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横浜美容クリニック院長 白井邦雄が、美容整形の症例のご紹介や解説、美容整形に関する話題、日々の出来事などをお届けするブログです。

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  • 目(二重まぶた・目頭切開・涙袋)
2017.05.13

埋没法、クセが取れるのが心配 

先日、埋没法希望の患者さんが相談にいらっしゃいました。

今までに他院で20回以上埋没法を受けていて、さらに補強のため、

当院でも同じラインで埋没法を受けたい、という希望でした。

診ると、かなり幅広の二重ですが、特にクセが取れかかっている状態でもありません。

かなり幅広の二重なので、そもそもクセが付く位置ではありません。

したがって、日にちの経過とともに、少しずつラインが浅くなっていくのが

自分でもわかるので、補強したい、と思われるのでしょう。

ご本人のお気持ちはよくわかります。

まぶたの中が糸だらけになるリスクもある程度承知している様子です。

でも、二重のクセが取れてしまう、という不安が常に頭な中にあり、

補強せずにはいられない、というジレンマに陥っているようです。

リスクを承知しながら何度も受ける本人はもちろん良くないですが、

引き受ける医師も問題です。

何度も何度も同じラインで埋没法を希望される患者さんに対して、

医師側はリスクを承知の上でよくも引き受けられるものだ、と驚きました。

毎回病院を変えて埋没法を受けるのでしょうから、引き受ける医師にとっては

その時限りの一人の患者さんにしかすぎません。

でも一人一人の医師が安易に引き受けた結果、その患者さんは20回以上も

埋没法を繰り返しているのです。

もちろん私はリスクをその患者さんに説明して手術をお断りしました。

その患者さんは他の病院に行かれて、再度埋没法を希望されるかもしれません。

その時担当した医師が手術をお断りするのを、ただただ願うばかりです。

 

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