今回も前々回に引き続き手首、肘下の刺青切除の症例をご紹介します。

手首の手掌側の刺青切除、術前と術後１週間目の写真です。

同じ手首でも手の甲側よりも手の平側は、血行障害に気を付けなければなりませんが、

上の症例程度の大きさであれば、全く問題ありません。

上の写真はタトゥではなく、リストカットの跡を切除法で無くしました。

一本の傷跡として残りはしましたが、リストカットは誰が見てもリストカットであり、

一本の傷跡は単なる手術の傷跡にしか見えないので、見た目の印象が全く異なります。

リストバンド等で隠して過ごした日々に「さようなら」ですね。

次の症例は手首の刺青切除の中でも大きな絵柄の症例です。

刺青切除の術前と４回目の術後１週間目の写真です。

手首の刺青にしてはかなり大きな絵柄で、皮膚の伸展性、血行を考慮して

手の平側の文字柄の刺青とその上の大きな絵柄の刺青を別々に切除しました。

傷跡は２本になりましたが、ほとんど目立ちません。

途中経過は２０１５年８月２９日のブログをご覧ください。

非常に苦労した症例で、患者さんも私も、良く頑張りました。

お疲れ様！

横浜美容クリニック（美容外科）　横浜美容クリニック（美容皮膚科）