今回は手首の刺青切除の症例ですが、２回の分割手術の予定で、２０１３年に

１回目の手術をされた方です。先日４年ぶりに来院されて、２回目の手術が

無事終了しました。

忙しくて、２回目の手術を何となく受けそびれてしまった、との事。

一度機会を逃してしまうと、なかなかその機会が巡ってこないこと、

よくあることと思います。

特に手術となると、なおさらですね。

それでも、本当によくいらっしゃいました。

ほんの少しでも刺青が残っていては、１回目の手術が無意味になります。

上の写真は手首の刺青切除の１回目の術前と術後です。

この位の大きさの刺青であれば、背中や腰、上腕の部位ですと、１回の手術で

取り除ける大きさだと思います。

手首の、特に手の平側ですと、手や指への血行障害に気を付けなければならないので、

無理は禁物です。

４年後の２回目の刺青切除の術前と術後です。

血行障害回避のため、一部は縦軸切開になりました。

たとえ４年経とうが、完全に刺青が無くなってこそ手術の価値があります。

本当に良かったですね。

横浜美容クリニック