横浜で働く美容外科院長の美容整形ここだけの話

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横浜美容クリニック院長 白井邦雄が、美容整形の症例のご紹介や解説、美容整形に関する話題、日々の出来事などをお届けするブログです。

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  • 刺青(タトゥー)除去
2025.04.04

様々な部位の刺青(タトゥー)除去その1(画像あり)

刺青(タトゥー)除去の手術部位で最も多いのが二の腕の肘上(上腕)、次に多いのが肘下
(前腕)です。足首や首回りも意外と多い部位です。

今回は体幹(背中、胸)の刺青除去の症例をご紹介しましょう。

上の写真(画像)は背中中央部の刺青除去のビフォーアフターです。
縦横同じ大きさの刺青ですが、横の傷の方が目立たないので横軸切開で行いました。
この程度の大きさであれば、背中では1回の手術で取り除くことが可能です。

刺青除去のビフォーアフターの写真(画像)で、アフターの写真は全て1週間後の
抜糸直後のものなので、この後ほとんどの場合は日にちの経過とともにさらに目立たなくなって
いきます。

上の写真(画像)は背中の肩甲骨部(側部)の刺青除去のビフォーアフターです。
背中の両端部(肩甲骨部)は中央よりも意外と皮膚の伸展性は悪いです。
横軸切開で何とか1回の手術で取り除くことが出来ました。

上の写真(画像)は前胸部中央(胸骨部)の刺青除去のビフォーアフターです。
胸骨部は皮膚の伸展性が非常に悪い部位です。
また、傷跡が肥厚性瘢痕やケロイドになりやすい部位でもあります。

本来であれば2回に分けて行うのが理想ですが、本人の強い希望により
1回の手術で無理やり除去しました。
この後のテープ固定が重要です。