横浜で働く美容外科院長の美容整形ここだけの話

横浜で働く美容外科院長の美容整形ここだけの話

横浜美容クリニック院長 白井邦雄が、美容整形の症例のご紹介や解説、美容整形に関する話題、日々の出来事などをお届けするブログです。

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  • 人中短縮術(リップリフト)
  • 40代の症例
2024.06.23

人中短縮術の噂話2(ほんとかうそか)2 (画像あり)

今回も人中短縮術にまつわる噂についてお話いたします。

*人中短縮術の手術の際、口輪筋も併せて処理しないと後戻りする(ほんとかうそか?)

口輪筋とは、口の周りをぐるりと円状に囲んでいる表情筋の一つです。
口を閉じたり、唇を突き出したりする働きを支えています。

後戻りや醜状瘢痕を防ぐために、この口輪筋を同時に引き上げて固定する美容外科も
確かに存在するようです。

当院では、かなりの数の患者さんの人中短縮術を行ってきましたが、傷がケロイドに
なったり、後戻りをしてクレームになった患者さんは一人もいらっしゃいません。
人中短縮術に関して、取り過ぎずに適切な量を切除する限り、傷が醜くなることも
無いですし、後戻りすることもありません。



上の2組の写真(画像)はいずれも40代女性の人中短縮術(リップリフト)の
ビフォーアフターです。

この方たちも、もちろん傷跡も目立ちませんし、後戻りもしておりません。

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、手術が筋肉にまで及ぶと、
美容外科の手術に限らず、術後の腫れや痛みがかなり強くなります。
当然ダウンタイムも長くなりますし、口を動かすときの違和感もありそうです。

口輪筋の処理をしなくても、醜状瘢痕にはなりませんし、後戻りもしません。

*切らないで注射だけで人中を短縮できる(ほんとかウソか?)

これはもう論外ですが、どうやら上唇にヒアルロン酸を注射して上唇を厚くすることにより
相対的に人中が短くなって見える、という、手術を行っていない病院の苦肉の策です。
根本的は治療ではないですし、ヒアルロン酸の持続期間を考えると、お金がもったいない
ですね。