横浜で働く美容外科院長の美容整形ここだけの話

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横浜美容クリニック院長 白井邦雄が、美容整形の症例のご紹介や解説、美容整形に関する話題、日々の出来事などをお届けするブログです。

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  • 60代の症例
  • 目の周りのタルミ
2018.11.29

上まぶたのタルミ、眉下切開とタルミ取りの違い (画像あり)

加齢とともに上まぶただって弛んできます。
上まぶたの皮膚にタルミがあると、埋没法では綺麗な二重まぶたが出来なくなります。
この場合は、上まぶたのタルミに対する処置が必要になります。
上まぶたのタルミに対して、眉下切開と二重のライン上で行うタルミ取りの2種類の
方法があります。

眉下切開法は眉毛の生え際を切開して弛んだ皮膚を取り除きます。

傷は生え際の部分なので目立ちません。
術後の腫れも少ないのが特徴です。
この手術はまぶたが厚く、腫れぼったいマブタの方に向いています。
また、元々一重の方で、二重まぶたにはしたくない場合にも適応になします。
上まぶたのタルミがかなり多い方には適応になりません。

上まぶたのタルミが多く、二重まぶたの幅が狭くなってきた場合には、
二重まぶたのライン上で切開するタルミ取りの手術が適応になります。
術後の腫れがあるので、眉下切開よりはダウンタイムを長くみなければなりません。

上の写真は60代女性の上まぶたのタルミ取りの術前と術後です。

この方は目の下のタルミ取りの手術も併せて行っています。

上まぶたのタルミが多くなると、まぶたの中央から外側にかけて垂れ下がってくるので、

三角の垂れ目っぽいマブタになってしまいます。

さらにタルミが進行すると、上方への視野が狭くなり、目が疲れやすく、

肩凝りの原因にもなりやすいです。

タルミが多い場合は眉下切開では対処できないので、タルミ取りの手術が

効果的です。