毛孔性苔癬、または毛孔性角化症、という皮膚疾患があります。
身体の毛孔内に角質が充満して表皮にまで盛り上がり、丘疹状を呈する
角質異常で、皮膚病の一つです。

小児期、思春期によく見られ、上腕、背中、臀部などに好発します。
特に二の腕は自分で気づきやすく、「二の腕のブツブツが気になる」等の
主訴で来院されることが多いです。
触ると、皮膚の表面がザラザラした触感です。
見た目以外は、かゆみや痛み等の自覚症状はほとんどありません。
身体の他の症状も無いので、見た目が気にならなければ、放っておいても
全く害にはなりません。

上の写真はいずれも毛孔性苔癬（角化症）のものです。

この疾患は基本的に角質の増生なので、角質を溶かす治療（ケミカルピーリング）が
有効です。
当院ではサリチル酸マクロゴールによるピーリングをお勧めしています。
サリチル酸マクロゴールピーリングはニキビ治療にも使用され、非常に高い
角質溶解作用があります。

二の腕、背中などのブツブツが気になる方。
まずは無料カウンセリングにお越しください。