立ち耳とは、耳が正面を向いている状態の耳のことを言います。
でも、正面を向いていなくても、少しでも耳の上部が大きく見えたり、
左右差があると、気になるようです。
特に西洋人にとって、立ち耳は「サタンの耳」といって嫌う傾向があり、
気になさる方も多いです。
ほとんど差が無いくらいの左右差、立ち耳とは言えないくらいの非常に軽度な
立ち耳の手術は、実は非常に難しいです。

上の写真はほんの少しの立ち耳形成の術前と術後です。
耳の上部先端（特に右側）が気になる、という事でした。
不自然にならない程度に少しだけ折り曲げる、非常に繊細なコントロールが
必要な難しい手術でした。

上の写真は特に気になる右耳の立ち耳形成の術前と術後のアップの写真です。
上部だけを真ん中より下の部分と同じ傾きになるように手術しました。

上記の手術から３年後、右側が戻り気味になり、左右差が気になる、ということで
同じ方が来院されました。
軽度の立ち耳の場合、折り曲げる強度も弱くするため、人によって戻り気味になる
ことがたまにあります。患者さんにもそのことはお話してあります。

今回の手術も軽度の立ち耳の、微妙な左右差を無くす、という難題です。

上の写真は右耳の軽度な立ち耳形成再手術の術前と術後です。
正面全体の写真では左右差はほとんど分からないくらいです。

上の写真は右耳の立ち耳形成再手術の術前と術後のアップの写真です。
今回はやや強めに折り曲げて固定しています。

どんなに難しい軽度の立ち耳、軽度の左右差でも、確実に治します。
立ち耳でお悩みの方。ぜひご相談を！