今回は埋没法のお話です。

埋没法を希望される方は、当院でも相変わらず非常に多いですが、

昔と異なり、特に若い方は平行型のハッキリした二重を希望される傾向があります。

末広型は「奥二重に見える」「ハッキリした目の印象にならない」等の理由で

あまり人気が無いようです。

ところが、東洋人の場合（特に一重まぶたの人）は目頭の蒙古ひだのクセが

強い人が多いので、なかなか平行型の二重にはなりにくいのが現実です。

それでもどうしても平行型を希望される場合は、目頭切開の手術が必要になり

幅広の二重を作らなければなりません。

今回ご紹介する方はやはり蒙古ひだのクセが強い方で、平行型にはこだわらないで

あえて末広型のハッキリした二重を埋没法（２点留め）で作りました。

上の写真は埋没法（２点留め）の術前と術後１ヶ月目です。

左目はまだ多少腫れが残っていますが、末広型でもこのようにハッキリした二重を作ることは

可能なのです。

無理に平行型を作っていないので（自分の目頭のクセに沿った二重なので）

元には戻りにくいはずです。

今回は末広型の二重でもハッキリした目の印象にすることは可能であり、

ある程度幅広の二重を作ることも可能であることを症例を交えてご説明しました。

後程紹介しますが、幅広の平行型の二重を作るには、埋没法よりは全切開法が

向いていると思います。

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