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Q&A5 Q:埋没法の術後の腫れは何故起こるの? (画像あり)
二重まぶたにしたいけど、術後の腫れが気になるところ。
術後の腫れが無ければ、もっと気楽に受けられるのに。
皆さんが思われる事だと思います。
埋没法って何故術後に腫れるのでしょう。
局所麻酔の為、まぶたに外科的なダメージを与えた為、出血の為等
様々な原因が考えられますが、一番の原因は糸で部分的にまぶたの中の組織を
縛った為に起こる局所のむくみです。
糸で強く縛れば術後の腫れは大きくなるし、緩く縛れば術後の腫れは
少なくなるわけです。でもゆるく縛ればその分クセは取れ易くもなります。
また、糸の掛け幅が大きければ組織を縛る量が大きくなるので腫れますし、
掛け幅が小さければ組織をしばる量が少なくなるので腫れが少なくなります。
つまり、トライアングル(三角形)で留めるより、スクエア(四角形)で留めた方が
中に入る組織の量が多いので腫れやすくなります。
術後の腫れ方は大小の差があっても、いずれ必ず引くものです。
一次的な腫れの差よりも、クセが取れ難い方が皆さんにとっては断然良いですよね
だから、当院では術後の腫れの少なさは宣伝しません。当然腫れるので・・・
当院の埋没法の手術は元に戻りにくい事は自慢しています。
部分切開法の術前と手術直後の写真です。
他の美容外科では、手術翌日もほとんど腫れていない写真を載せていますが、
当院ではあえて手術直後のパンパンに腫れた写真をお見せしています。
今までに当院の症例写真としてご紹介した二重まぶたのモニターさんは、術後5年前後経過していますが、
クセが取れてしまった方は一人もいらっしゃいません。
埋没法の術前と手術直後の写真です。
直後はパンパンに腫れても、最終的にはカッコ良くなって、しかも取れ難い二重です。
同じく埋没法の術前と手術直後の写真です。
手術直後は鏡を見て「うわ~!」ですが、
ちゃんとキレイになっているので、本人は大満足です。
埋没法の術後の腫れの原因は、糸で縛ることによる局所のむくみ、と説明しましたが
上記の原因は手術法の違いにも腫れの差が現れます。
皆さんよくご存じの「挙筋法」、「瞼板法」は埋没法の代表的な方法ですが、
「瞼板法」は瞼板というマブタの裏側の軟骨をを含めて糸で縛る為、
糸による締め付けが弱くなり、その分腫れが少なくなります・・・という事は・・・
元に戻り易い・・・という事になります。
当院が「挙筋法」で行う事が多いのも、術後の腫れの少なさよりも
元に戻りにくい事を優先しているからなのです。
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