横浜で働く美容外科院長の美容整形ここだけの話

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横浜美容クリニック院長 白井邦雄が、美容整形の症例のご紹介や解説、美容整形に関する話題、日々の出来事などをお届けするブログです。

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  • 目(二重まぶた・目頭切開・涙袋)
2018.10.21

二重まぶた・埋没法は元に戻りやすいか (画像あり)

おそらく美容外科の手術で最も多いと思われる、二重まぶた・埋没法。

埋没法を受けるにあたって皆さんが最も気になさる事は、術後の腫れと

元に戻る心配だと思います。

 

埋没法が元に戻りやすい要因として、次のいくつかが挙げられます。

1、無理な幅広の二重を作る場合

  その方のマブタによって作れる二重の幅が異なります。

  元に戻りにくくするには、無理のない幅の二重まぶたを作ることが重要です。

(A)女1

(A)男6

上の2組の写真は共に二重まぶた・埋没法(2点留め)の術前と術後です。

決して無理な幅の二重は作っていません。

2組とも、無理な幅ではないので、目の開きが良くなり、大きな目になっています。

どうしても幅広の平行型二重を希望される場合は、取れにくい全切開法+目頭切開が

お勧めです。

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上の写真は二重まぶた・全切開法+目頭切開の術前と術後です。

 

2、腫れぼったく、重たいマブタの場合は二重のクセが付きにくく、埋没法で二重まぶたを

  作っても、クセが取れやすいです。

  この場合は、クセが付きにくい原因である外側の眼窩脂肪を取り除き、3点留めの

  埋没法で二重を作る部分切開法がお勧めです。

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上の写真は二重まぶた・部分切開法の術前と術後です。

重たいマブタの原因となっている外側の眼窩脂肪を取り除き、埋没法の3点留めで固定しました。

 

3、埋没法の術後の腫れは、まぶたの組織を糸で縛ったために起こる局所のうっ血(むくみ)

  です。したがって術後の腫れを少なくするには、ゆるく縛ればよいのですが、

  ゆるく縛ればその分クセが取れやすくなります。

  術後の腫れはいずれ必ず引くものです。それよりも、クセが取れにくい方が

  断然良いので、当院ではゆるく留めたりはしません。

 

以上、埋没法は必ず取れやすいものではなく、取れやすい原因を出来るだけ避ければ

かなりの確率で、一生ものの二重まぶたになるはずです。