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結果が大事
体調を崩して、2カ月以上も空いてしまいました。
今回はフェイスリフトのお話です。
よくメール相談やカウンセリングにいらした患者さんから
「この手術は何年もちますか?」という質問を受けます。
フェイスリフトにしてもミニリフトにしても、時計の針を何年か巻き戻すことを
意味します。
決して時計の針を止めることではありません。
したがって手術が終わった時点から(時計の針を巻き戻した時点から)、
また針は動き始めます。
5年経てば5年分の、10年経てば10年分の老化が生じます。
もちろん時計の針を巻き戻してからの老化ですので、手術をしないで
経過した老化に比べると、巻き戻した年数分の差が生じるのは、
お分かりいただけると思います。
では「10年と言わず20年分巻き戻してください」
たるみが極端に多い方は可能でしょうが、
不自然に引きつったお顔になったら、取り返しがつかないことになってしまいます。
フェイスリフトの極意はあくまでも自然に若くきれいになることだと
思っています。
時々、頬がツンツンに引きつったお顔の方を街で見かけます。
・・フェイスリフトの手術を受けました・・と、
横に引っ張られた口元から聞こえてきそうです。
多くの美容外科のHPにもフェイスリフトに関する解説が長々と書かれています。
解剖学的なこと、技術的なことなどをイラストを入れながら、
どの病院も趣向を凝らして表現しています。
能書きをたれることは、技術が無かろうが経験が無かろうが、誰にでも出来ます。
しかし、実際の手術で、毎回毎回患者さんが満足できる結果を出すことは、
誰にでも出来るものではありません。
どんなに立派な長い能書きでも、仕上がりが不自然で引きつったお顔では
成功とは言えません。
誰が見ても自然で、若々しく、綺麗になった、と思うような結果が大事なはずです。
つまり、百聞は一見にしかず、ということです。
以下の3組の写真はフェイスリフトの術前、術後です。
以下の写真はSMAS法によるフェイスリフトの術前、術後です。
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