横浜で働く美容外科院長の美容整形ここだけの話

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横浜美容クリニック院長 白井邦雄が、美容整形の症例のご紹介や解説、美容整形に関する話題、日々の出来事などをお届けするブログです。

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  • フェイスリフト(切開リフト)
  • 40代の症例
2016.10.15

フェイスリフトで自然に綺麗に若返る 1 (40代) (画像あり)

フェイスリフトと言えば、若返りの手術の中では花形で代表的な手術ですね。

でも、ただ皮膚を取り除き、筋膜(SMAS)を引っ張り上げただけでは綺麗にはなりません。

このブログでも何度もお話ししていますが、自然に綺麗に若返ってこその

フェイスリフトだと思っております。

 

よくSMAS(筋膜)を同時に引き上げなければフェイスリフトではない、すぐに元に戻る、

などという話を目に(耳に)しますが、フェイスリフトを希望される方全員が筋肉まで

弛んでいるわけではありません。弛み方も人それぞれでしょうし、皮膚、皮下組織、

筋肉が一度に同時に弛むことはないのです。

最初に皮膚の張りが減少し、徐々に皮膚、皮下組織、その後筋肉へと

加齢とともに弛みは広がっていきます。

例えば30代=40代ですと、平均的にはまだ筋肉の弛みの段階にはなっていません。

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上の写真は40代前半の女性のミニリフトの術前と術後です。

頬の下半分が弛み始めた状態なので、弛みの程度としては初期の段階です。

この方にSMASの引き上げを行ってしまったら、口が横に引きつり、

不自然な顔になってしまいます。

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口角からのマリオネットラインも無くなり、綺麗になりましたね。

術後に「弛みが無くなったね」だけでなく「きれいになったね」と言われなければ

手術の目的が達成されたことにはならない、と思っております。

個人差、年代による弛みの段階の差、などを考慮して弛みを引き上げなければ

ならないのです。

筋肉の弛みの段階に入っていないのに、筋膜(SMAS)を引き上げれば、

口が横に引きつった不自然なフェイスリフト顔になってしまいますし、

逆に50代以降で筋肉の弛みの段階に入った方に、皮膚だけを引っ張り上げても

若返り効果は低いものになってしまいます。つまりSMASの引き上げも必要です。

 

ミニリフトもフェイスリフトも同じですが、手術の過程で皮膚を剥離した後、

必ずSMASを引っ張ってみます。患者さんの顔をよく観察しながら、

自然に頬からフェイスラインの弛みが無くなるようであれば、そのまま

SMASを剥離してSMASの引き上げも同時に行います。

口の両端が引き連れて無理な引っ張り感が現れたらSMASの引き上げは

行いません。

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綺麗になってこそのフェイスリフトですよね。

*フェイスリフトに関して詳しくはこちらから

 

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