最近は美容外科でも「切らない」施術が増えてきました。

特に若返りに関しては、様々な「切らない」施術があります。

この「切らない」施術は、はたしてフェイスリフトほどの効果があるのでしょうか？

「切らない」施術の代表的なものが、糸による施術とレーザー機による施術です。

「切らない」という言葉は、患者さんから見れば、非常に魅力的な言葉ですが、

切らないという事は、弛んだ皮膚はそのままで、という事になります。

例えば糸を入れる手術の場合、糸の表面のギザギザによって一時的に引っ張られた

皮膚は、徐々に元に戻っていきます。

レーザーの場合、レーザーの熱によって引き締まった皮膚も、半年から約１年で

元に戻ります。

つまり、タルミが無くなっているわけではないので、効果もわずかですし、

永久的な効果でもありません。

これに対して、フェイスリフトは弛んだ皮膚が無くなるので、若返り効果も

非常に大きいですし、その効果も永久的です。

上の写真は７０代女性のフェイスリフトの術前と術後です。

決して不自然なフェイスリフト顔にはなっていません

自然に綺麗に若返ってこそのフェイスリフトです。

上の写真は３０代女性のフェイスリフトの術前と術後です。

この方は目の下の脱脂術も併せて行っています。

綺麗に若返りましたね。

上記の２例の症例のような効果は、決して「切らない」施術では得られません。

したがって「切らない施術」はフェイスリフトの代わりになる施術ではなく、

頬や首のタルミに対して、はっきりした効果を望むのであれば、

やはりフェイスリフトの手術が一番なのです。

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