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フェイスリフト 症例解説 (画像あり)
今回はミニリフトの症例をご紹介します。
ミニリフトは決してフェイスリフトの廉価版でも簡易版でもありません。
タルミの程度によってミニリフトが適応かフェイスリフトが適応かが決まります。
例えば60代以降の方、あるいは弛みが多い方にミニリフトを行っても、
効果は中途半端になってしまいます。
個人差もありますが、頬の皮膚が弛み始める頃の年代(30代~40代)の方は
ミニリフトの適応になります。
もちろん、前回ご紹介したように、30代でもタルミが多い方にはミニリフトではなく
フェイスリフトが適応になる場合もあります。
今回は40代女性のミニリフトの症例です。
上の写真はミニリフトの術前と術後です。
頬の弛みが始まったばかりの状態なので、変化がわかりにくいかもしれませんね。
この方にフェイスリフトの手術をしてしまうと、口が横に引きつったツンツンの
「フェイスリフト顔」になって、不自然な仕上がりになってしまいます。
変化がわかりやすいように、斜め横からの写真をご覧ください。
上の写真は同じ方の斜め横から見たミニリフトの術前と術後です。
頬骨の位置は変わらないのですが、術前は頬骨よりも下のお肉が弛みで下方に
下がってしまったため、頬骨直下のボリュームが減少して、頬骨の隆起が目立ちます。
何となくギスッとした輪郭ですね。
右の術後の写真では、下がってしまった頬が引き上げられたため、元のふっくらした
頬の輪郭に変化しました。
頬がコケると老け顔に見え、頬にボリュームがあると若々しく見えます。
正面から見るとわかりにくかった変化が、斜め横から見るとおわかり
いただけると思います。
上の写真は同じ方の真横から見たミニリフトの術前と術後です。
真横から見ても、頬の膨らみ方の違いがお分かりいただけると思います。
タルミ始めの方でも、ミニリフトによって若返り効果がしっかりと現れているのです。
大きく弛んでしまうよりも、むしろ弛み始めの時期に行ってこそ、今後の加齢による
変化を最小限度に抑え、若々しさを保つことが出来るのだと思います。
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