横浜で働く美容外科院長の美容整形ここだけの話

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横浜美容クリニック院長 白井邦雄が、美容整形の症例のご紹介や解説、美容整形に関する話題、日々の出来事などをお届けするブログです。

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  • 20代の症例
2017.02.18

鼻尖縮小術とは? (画像あり)

鼻の形の表現の一つに団子鼻という言葉がありますね。

一般に鼻先が丸くて太いお鼻の事を団子鼻と言っているようです。

あまり好きな表現ではありませんが・・・東洋人に多い鼻の形態です。

では団子鼻を改善するには、どのような方法があるのでしょうか?

鼻尖形成術、鼻尖縮小術など、様々な呼び方がありますが、

病院によっては鼻先に軟骨を入れる手術の事を鼻尖形成術、と呼んでいる

ようなので、このブログでは鼻尖縮小術と呼ぶことにします。

 

鼻尖縮小術は大まかに言ってしまえば、鼻先の軟骨(大鼻翼軟骨)を中央に縫い寄せる

方法です。ついでに鼻先の軟骨付近の組織も一部取り除きます。

両方の鼻の穴の部分だけを切開するクローズド法と完全に鼻先の軟骨部分を

露出させるオープン法がありますが、当院では十分な視野が得られるオープン法

で行うことが多いです。

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上の図は鼻の軟骨の形態の解剖図と鼻尖縮小術のイラストです。

外側鼻翼軟骨の一部を切除する病院もあるようですが、鼻翼軟骨が

太くて大きい西洋人には向いていても、東洋人には少ないので私は行いません。

東洋人の場合、鼻先が丸くて太い人は左右の鼻翼軟骨が開いていることが

多いので、左右の鼻翼軟骨の間に介在している余分な組織を取り除き、

左右に開いている鼻翼軟骨を中央に縫い寄せると、確実に鼻先は細くなります。

 

ここで一つ問題点があります。

左右の軟骨を中央に寄せるので、その分鼻先に高さが生じます。

鼻先を指でつまんだ状態を想像して下さい。当然鼻先は高くなりますね。

鼻尖縮小イラスト鼻尖縮小術の術後を横から見たイラスト

つまり、細く高くなった鼻先と、鼻先よりも上の鼻の部分とに段差が生じやすくなります。

特に鼻先が低くて左右の軟骨の開きが大きい方ほど、この傾向は強くなります。

この段差を補うためにI 型、あるいはL型プロテーゼによる隆鼻術を併せて行った方が

良いのです。

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上の写真は鼻尖縮小術+L型プロテーゼによる隆鼻術の術前と術後です。

段差を改善するためと、鼻筋を通すためにL型プロテーゼを入れました。

 

以上のように、鼻尖縮小術は単独で行うよりも、隆鼻術を併用した方が断然綺麗に

なりやすい、という事をご説明してきました。

 

*鼻尖縮小術に関して詳しくはこちらから

*隆鼻術に関して詳しくはこちらから

 

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