- 美容整形ブログ
- 20代の症例の記事一覧
- 鼻尖縮小術とは? (画像あり)
鼻尖縮小術とは? (画像あり)
鼻の形の表現の一つに「団子鼻」という言葉がありますね。
一般に鼻先が丸くて太いお鼻の事を「団子鼻」と言っているようです。
あまり好きな表現ではありませんが・・・東洋人に多い鼻の形態です。
では「団子鼻」を改善するには、どのような方法があるのでしょうか?
鼻尖形成術、鼻尖縮小術など、様々な呼び方がありますが、
病院によっては鼻先に軟骨を入れる手術の事を鼻尖形成術、と呼んでいる
ようなので、このブログでは鼻尖縮小術と呼ぶことにします。
鼻尖縮小術は大まかに言ってしまえば、鼻先の軟骨(大鼻翼軟骨)を中央に縫い寄せる
方法です。ついでに鼻先の軟骨付近の組織も一部取り除きます。
両方の鼻の穴の部分だけを切開するクローズド法と完全に鼻先の軟骨部分を
露出させるオープン法がありますが、当院では十分な視野が得られるオープン法
で行うことが多いです。
上の図は鼻の軟骨の形態の解剖図と鼻尖縮小術のイラストです。
外側鼻翼軟骨の一部を切除する病院もあるようですが、鼻翼軟骨が
太くて大きい西洋人には向いていても、東洋人には少ないので私は行いません。
東洋人の場合、鼻先が丸くて太い人は左右の鼻翼軟骨が開いていることが
多いので、左右の鼻翼軟骨の間に介在している余分な組織を取り除き、
左右に開いている鼻翼軟骨を中央に縫い寄せると、確実に鼻先は細くなります。
ここで一つ問題点があります。
左右の軟骨を中央に寄せるので、その分鼻先に高さが生じます。
鼻先を指でつまんだ状態を想像して下さい。当然鼻先は高くなりますね。
つまり、細く高くなった鼻先と、鼻先よりも上の鼻の部分とに段差が生じやすくなります。
特に鼻先が低くて左右の軟骨の開きが大きい方ほど、この傾向は強くなります。
この段差を補うためにI 型、あるいはL型プロテーゼによる隆鼻術を併せて行った方が
良いのです。
上の写真は鼻尖縮小術+L型プロテーゼによる隆鼻術の術前と術後です。
段差を改善するためと、鼻筋を通すためにL型プロテーゼを入れました。
以上のように、鼻尖縮小術は単独で行うよりも、隆鼻術を併用した方が断然綺麗に
なりやすい、という事をご説明してきました。
*鼻尖縮小術に関して詳しくはこちらから
*隆鼻術に関して詳しくはこちらから
- 美容整形ブログ
- 20代の症例の記事一覧
- 鼻尖縮小術とは? (画像あり)