横浜で働く美容外科院長の美容整形ここだけの話

横浜で働く美容外科院長の美容整形ここだけの話

横浜美容クリニック院長 白井邦雄が、美容整形の症例のご紹介や解説、美容整形に関する話題、日々の出来事などをお届けするブログです。

横浜美容クリニック院長 白井邦雄が、美容整形の症例のご紹介や解説、美容整形に関する話題、日々の出来事などをお届けするブログです。

2018.07.29

隆鼻術、I型プロテとL型プロテ、どちらがいいの? (画像あり)

相変わらず、L型プロテーゼは危険である、というネット上の書き込みが

多いですね。

また、各美容外科HPにも、L型は鼻先が上を向く、鼻先の皮膚が薄くなる、

等の記載が目に入ってきます。したがってL型プロテーゼを扱える医師でさえ

少なくなりました。

鼻先部分が高過ぎるL型プロテーゼだと、確かに鼻先に無理な負担が

かかるかもしれませんが、無理な高さにしなければ問題ありません。

また、その方の鼻の長さよりも短いプロテーゼだと、プロテーゼが上にずり上がり、

鼻先が上を向くかもしれませんが、きちんとその方の鼻の長さに合ったプロテーゼを

使用すれば、鼻先が上を向くことなど有り得ません。

 

当院では、鼻根部の鼻筋を通したい、鼻先は変えたくない、という希望の方には

I型プロテーゼをお勧めしています。

nose-photo02_fix

上の写真はI型プロテーゼによる隆鼻術の術前と術後です。

東洋人の場合は鼻根部の高さが足りない方が多いので、I型プロテーゼを

入れると、自然で綺麗な鼻になりやすいです。

また、鼻先の丸いのが気になるが、どうしてもL型プロテーゼは入れたくない

方には、I型プロテーゼによる隆鼻術と鼻尖縮小術を併せて行うと良いでしょう。

(N)1前後ad完

上の写真はI型プロテーゼによる隆鼻術+鼻尖縮小術の術前と術後です。

L型プロテーゼによる隆鼻術と変わらないくらい、鼻根部から鼻先まで

キレイに鼻筋が通り、鼻全体が細くなっています。

 

L型プロテーゼは鼻根部から鼻先まで、隆鼻術だけで高くしたい方に適応になります。

(N)5前後完

上の写真はL型プロテーゼによる隆鼻術の術前と術後です。

鼻先から鼻根部までしっかり鼻筋が通っていますね。

これでも、鼻先部分は控えめの高さにしています。

したがって鼻先の皮膚に無理な負担はかかりません。

鼻先だって上を向いていませんよ。

 

I型プロテとL型プロテ、どちらも同じくらい安全です。

その方の希望によって、どちらが適応かが決まります。