思春期になると多くの人が顔や背中にニキビが出来ます。

思春期は男性も女性も男性ホルモンの分泌が盛んになり、皮脂の分泌が増加します。

皮脂の分泌が増えすぎると、排泄される毛穴が詰まってしまいます。

毛穴が詰まり皮脂が中に溜まると、アクネ菌がその中で増殖して炎症を起こします。

これが「ニキビ」が出来る過程です。

普通は思春期を過ぎると自然にニキビも消退していきますが、これが大人になっても

しつこく続く場合があります。

原因はストレス、環境の変化、食事内容の変化、生活リズムの変化などが挙げられます。

大人になってからも継続しているニキビはかなり難治性です。

一時的に良くなったり、また悪化したりしながら何年も経過してしまうと、

毛穴が広がり、最終的には皮膚がデコボコの状態になり、ニキビ跡として残ってしまいます。

ニキビ跡として残ってしまうと、現時点では有効な治療法がないため、取り返しが

つかなくなります。

したがってニキビ治療は、跡が残る前に早く治さなければなりません。

治療開始が早ければ早いほど、治りやすく、跡も残りにくくなります。

上の写真は２０代女性のニキビ治療開始前と３回目の途中経過です。

所々赤みがありますが、ニキビそのものはかなり減ってきました。

このままさらに数回続ければ、ニキビはほとんど無くなります。

上の写真も２０代女性のニキビ治療開始前と治療開始５回目のものです。

ニキビそのものはほとんど無くなりましたが、肌の凸凹は残っています。

治療開始がもっと早ければ、跡は残らずに済んだと思います。

当院のニキビ徹底治療コースは、ニキビ専用の特殊なケミカルピーリングと

美白カクテルのイオン導入、肌の赤みに対してはレーザー治療（ジェネシス）を

併用して行います。

確実にニキビは減少し、また出来難くなります。

ニキビに対しては非常に効果的な治療なので、毛穴の広がりや肌の凸凹が出来る前に

出来るだけ早めの治療開始をお勧めします。

横浜美容クリニック