横浜で働く美容外科院長の美容整形ここだけの話

横浜で働く美容外科院長の美容整形ここだけの話

横浜美容クリニック院長 白井邦雄が、美容整形の症例のご紹介や解説、美容整形に関する話題、日々の出来事などをお届けするブログです。

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  • 脂肪溶解注射(小顔注射含む)
2015.12.26

Q&A6 Q:脂肪溶解注射は何回行えば効果が出ますか? (画像あり)

脂肪溶解注射の主成分は「フォスファチジルコリン」といい、

大豆に含まれるレシチンというアミノ酸から出来ています。

文字通り脂肪を溶かして皮下脂肪の量を減らすのが目的です。

他のお薬同様、一度に注入する薬液の量に限度があります。

どんなお薬も、ある一定量を超えて身体に入ると、副作用も激しくなりますし、

場合によっては生命の危険も伴います。

安全な量を保って服用、あるいは注射をする限りは問題ありません。

 

脂肪溶解注射の場合、注射1本の範囲が10cm×10cmです。

体重が50Kg前後の方ですと、一度に4本まで可能です。

例えばお腹(特に下腹)は皮下脂肪がつき易い部位で、当院でも

脂肪溶解注射の最も多い部位です。

下腹ですと注射1回につき2本使用します。

普通の体型の方の場合、この2本だけでは下腹の皮下脂肪全体には

お薬が行き渡りません。

2週間間隔で3回(合計6本)行い、下腹の皮下脂肪層全体に注射液が

まんべんなく行き渡る、と考えられています。

LP前(正) LP後(正)

 

LP前(右側2) LP後(右側2)

上の4枚の写真はやはり50Kg前後の体重の20代の女性の施術前、施術後です。

ごく普通の体型で、普通の脂肪の付き方なので、下腹に2本ずつ、3回行いました。

写真で見ても一目瞭然で、充分効果が現れていますね。

これが体重70Kg以上となると、当然皮下脂肪の量も多くなるので、

注射の回数もその分多く必要になります。

つまり、何回必要かはその方のあるいはその部位の皮下脂肪の厚さによって変わるのです。

普通の体型の方には、3回必要です、と説明しています。

 

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