今回より、またしばらく刺青除去の症例をご紹介します。

今回は刺青ではなくリストカット跡（セルフカット跡）の除去の症例です。

手術は刺青除去と全く変わらず、過去の一部を消してやり直したい、

という本人の思いも同じなので、刺青除去の項目に入れさせていただきました。

上の写真はリストカット跡切除の術前と術後１週間目です。

術前は薄い白いスジが数本で、術後は大きな傷跡１本で、傷そのものは

むしろ術後の方が大きく、何もそこまでしなくても・・・と思われる方も

いらっしゃるかもしれません。

でも、左の写真は誰が見ても、リストカット跡の傷。

右の写真は誰が見ても、ただの手術跡の傷。

この違いは、本人にとっては我々が想像するよりはるかに大きな違いなのです。

手術跡であれば、リストバンドなどで隠す必要はありません。

右の写真は術後間もないもので生々しいですが、いずれ時が経てば

よく見ないと分からないくらい目立たなくなるでしょう。

「若気の至り」という言葉がありますが、刺青を入れるのも若気の至り。

リストカットも当時は思い悩んで傷を付けても、時が経てば若気の至り。

消せる「若気の至り」であれば、消してしまって前に進んだ方が絶対に良い、

と私は思います。

横浜美容クリニック（美容外科）　横浜美容クリニック（美容皮膚科）