横浜で働く美容外科院長の美容整形ここだけの話

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横浜美容クリニック院長 白井邦雄が、美容整形の症例のご紹介や解説、美容整形に関する話題、日々の出来事などをお届けするブログです。

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  • 刺青(タトゥー)除去
2016.01.09

刺青を消したい (画像あり)

今回も刺青切除のお話ですが、今回は他院で刺青除去を行って

その傷跡を除去した症例です。

今までに何度かご紹介してきた「タトゥアウェイ」という刺青治療後の傷跡です。

ビックリするような斑点状の傷跡!確かに刺青の色は薄くなっていますが、

むしろ刺青よりも目立つ斑点。患者さんの苦痛が私の胸に突き刺さるような症例でした。

術前2 術前

刺青もうっすら残り、しかもこの様な傷跡を残すのであれば、

私なら患者さんに治療を勧めません。

絶対にキレイにしてあげる、という意気込みで何回かに分けて慎重に取り除いていき、

とうとうほぼ全ての傷跡を取り除けたので、ご紹介したいと思います。

手首近くはほぼ半周に渡る範囲の傷跡なので、縦軸切除では限界があり、

仕方なく横軸で切除しています。

したがって十字の傷跡になりました。

術前 術後

術前と刺青切除と同じ要領で行った1回目の術後1週間目の写真です。

手首近くは無理に広範囲を取り除くと、手や指の血行障害を引き起こすので、

無理をせずに慎重に行わなければなりません。

術後3   術後4

 

2回目は左の写真の縦軸方向の手術を先に行い、ある程度期間をおいて右の写真の横軸方向の手術を

行いました。

これで刺青の跡も、斑点状の醜い傷跡もほぼ無くなりました。

もちろん今後のテープ固定の指導も行いました。

切除術なので当然線状の傷跡は残りましたが、他人が見てぎょっとする傷跡ではありません。

骨折などの治療の傷跡として見えると思います。

「タトゥアウェイ」の斑点状の傷跡は他人が見てぎょっとする傷跡です。

刺青の代わりになるものとしても、こんな傷跡を患者さんに残してはいけませんね!

 

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