刺青治療とは、入れてしまった刺青を消すことを意味します。

切除法、レーザー治療、削皮術、植皮術が刺青に対する主な治療法です。

当院では確実に刺青を無くすことが出来る切除術にて行っています。

切除法の欠点は、大きすぎる刺青（背中一面等）に対しては適応にならない事です。

でも、適応にさえなれば、過去に刺青が入っていた形跡さえ完全に無くなります。

これに対してレーザー治療はどの程度効果があるのでしょう？

「レーザー治療」と聞けば、切らなくて済み、簡単に刺青を消せる、と

思ってしまいがちですね。

最近は黒一色でなく、カラーの刺青対応のレーザー機もあるようですが、

その効果は千差万別のようです。

刺青によっては、あるいは部位によっては。かなり薄くなることもあるし、

ほとんど変わらないこともあるようです。

レーザー治療の欠点は、刺青の形跡が無くならない事です。

色が薄くなっても、一目で刺青が入っていたことがわかれば、

治療の意味がありません。

上の写真は腰～大腿外側の刺青切除の術前と術後です。

左側の術前の写真は他院で何度かレーザー治療を受けた後でした。

濃い黒が多少薄くなり、青っぽくなっただけの効果です。

色が変わっても、どう見ても刺青は刺青ですね。

右側の術後の写真では、傷跡こそありますが、骨折等の手術跡にしか

見えません。

傷跡は術後１週間目なので生々しいですが、今後日にちの経過とともに

目立たなくなります。

過去に刺青が入っていたとは、誰も気が付かないでしょう。

上の写真は上腕の刺青切除の術前と術後です。

左の写真は他院で何度かレーザー治療を受けた後でした。

確かに刺青の色はほとんど無くなりましたが、どう見ても一目で

刺青とわかりますね。

就職を間近にひかえ、慌てて当院に駆けこまれました。

本来であれば２回に分割切除の大きさですが、就職の期日が

迫っていたため、１回で切除してしまいました。

やはり傷跡はありますが、刺青が入っていた形跡は残っていません。

傷跡は術後１週間目なので生々しいですが、今後日にちの経過とともに

目立たなくなります。

刺青に対するレーザー治療は、結局エステの光脱毛と変わらないのです。

１回あたりの費用は安く感じますが、何回必要か未定ですので、

結果的にかなり高額になることもあります。

また、効果も少しだけ薄くなる程度から、色がほぼ無くなる程度まで、

様々です。ただし色が完全に無くなっても刺青の形跡は残ります。

やはり、完全に刺青を無くすには切除法が一番です。

他人が傷跡を見ても、まさか刺青が入っていたとは、絶対に気付かれません。

横浜美容クリニック