埋没法と全切開法の中間の方法で、埋没法の利点(腫れが少ない)と全切開法の利点(固定力が強い)を併せた方法です。
以前埋没法を何回行ってもクセが取れてしまう方、埋没法ではクセが付き難い幅広の二重を希望される方に適応になります。
2か所埋没法で留め、残りの2か所を数ミリ切開して挙筋と皮膚とを直接留める方法です。
全切開法ほどの強い固定ではありませんが、埋没法よりは強い固定力があります。
切開した個所は縫いますので、3~5日後に抜糸します。
強い固定力で、しかも傷跡がほとんど残らない事が利点です。
腫れぼったいまぶたを薄くする方法、と誤解されがちなのがこの部分切開法です。
まぶた全体の脂肪を取るわけではありません。脂肪を取り除いた部分はスッキリしますが、基本的には埋没法と同じで、あくまでもクセを付きやすくするための方法です。
重たいまぶたそのものをスッキリさせるには全切開法がお勧めです。