【あご形成術（プロテーゼ）】
＊本人の希望
あごを前に出したい
＊施術概要
あごが後退していると、相対的に口元が出っ張って見えます。ほとんどの方があごの後退よりも、この口元の出っ張りを気にしていらっしゃいます。
改善法は２つあります。一つはプロテーゼというシリコンを入れる方法。もう一つはヒアルロン酸を注入する方法です。
ヒアルロン酸は効果の持続が約半年で永久的な方法ではないので、ほとんどの方はプロテーゼによる方法を希望されます。
この方もプロテーゼによるあご形成術を希望されました。
口の中を３センチほど切開して、アゴの骨の上にプロテーゼを挿入します。
自然に溶ける糸を使用しますので、抜糸も通院も必要ありません。
術後の写真を見ると、あごを前に出しただけなのに、口元の出っ張りが目立たなくなりました。
＊リスク、その後の経過
術後は腫れがあります。約１週間で７０％引きます。
口の中の下の歯茎付近に違和感がありますが、１週間で気にならなくなります。
＊日常生活
傷は下の歯茎付近にあり、自然に溶ける糸を使用して縫っていますので、抜糸は必要ありません。
２～３週間で糸は無くなります。
術後、テープによる固定をします。３日後にご自分で除去可能です。
入浴、洗髪は３日目より、洗顔、お化粧は７日目より可能になります。
歯磨きは上歯は当日より、下歯は１０日目からになるので、それまでは食後イソジン液ですすいでください。
お顔のマッサージや歯の治療、うつぶせ寝は１か月間は避けて下さい。