【立ち耳形成】
＊本人の希望
右の耳の立ち耳を治したい
＊施術概要
この方はいわゆる立ち耳とは言えないくらい、右側の上部のみやや立ち耳気味の状態でした。
たとえ少しだけでも、本人にとっては大きな悩みです。
耳の後ろの上部を切開して、上部の対耳輪を少しだけ折り曲げ、糸で固定しました。
完全な立ち耳よりも、むしろ軽度な立ち耳の方が、手術は難しいです。
折れ曲げすぎると不自然になりますし、ほんの少しだけ折り曲げても、ほとんど変わらない、という事になってしまいます。
当院では、折れ曲がり程度を術中、確認しながら行いますので、どのような立ち耳でも対処できます。
この方も気になる部分だけ、確実に改善しました。
＊リスク、その後の経過
傷跡は耳の後ろにつきますが、折れ曲がりの溝の部分ですので、ほとんど分からなくなります。
術後３日間は多少腫れますが、１週間でほとんど引いてしまいます。
稀に内出血することがありますが、１週間で目立たなくなります。
＊日常生活
術後３日間はテープ（肌色）による固定をします。
３日後に来院していただき、固定を除去します。
１週間後に抜糸します。
抜糸までの１週間は傷の部分を濡らせません。
入浴は１週間後から可能になりますが、それまではシャワーでしたら可能です。
飲酒、運動は１週間後より可能です。
術後１か月間は、出来るだけ横向きで寝ないようにしてください